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志度 夏の二カ月だけ登場する チョコレート色の志度流ドライカレー 路地奥の地階にひっそりとある「仏蘭西酒場」。フランス料理とワインが気軽に楽しめる。シェフは、フランス料理の名人と謳われた志度藤雄氏の薫陶を受けた二代目、志度満氏。先代が考えたというドライカレーは、毎年七月一日から二カ月だけ登場する。 志度 アジャンタ 五十年の歴史を持つ老舗格の純インド料理店。ドライカレータイプは、炒め系のピラフと炊き込み系のビリヤニ。お奨めは「キーマピラフ」千五百七十五円。ハラル・ミート(イスラム教徒も食べられる特殊な方法で捌かれる)の鶏挽き肉を、各種スパイス、トマト、ココナッツパウダー、グリーンピース、ピーマンなどと炒め合わせた「キーマカレー」とご飯を炒めたもの。口に入れるや、様々なスパイス香や旨味、そして強烈な辛さが一丸となって攻めてきて、虜になるは必至。アチャール(インド風玉ネギの漬物)を混ぜ込んでもよし、さらには人気の「マトンカレー」や「チキンカレー」を頼み、ピラフにかけ、混ぜて、より複雑な深い旨味と辛味にはまる、裏技もお奨め。ピラフはほかに、野菜、玉子、海老、鶏がある。 アジャンタ ライオンシェア 代々木駅から徒歩七分。カフェ風な佇まいを見せるカレー屋さん。「特製ドライキーマカリー」(千五百円、スモール千円)は、皿半分に玄米ご飯、もう半分に赤茶色そぼろ状態のキーマカレーがよそられ、アチャールと千切り生姜が添えられる。カレーはポロポロとした食感で、鶏の旨味に加え甘味、辛味が溶け込んで、もっちりと炊かれた玄米の風味と抜群の相性。さらにお奨めは、「ドライキーマカリーセット」(千八百円、昼千二百円)。ドライカレーに八種類(昼は四種類)のルータイプのカレーを追加できる。キーマをまぶしたご飯にカレーをかけてもよし、スプーンにのせたキーマご飯をカレーに浸してもよし、具の鶏や野菜だけを混ぜ込んでもよし、様々な楽しみ方ができる。お奨めは、「鶏トマトとチキンのカリー」と夏限定「夏野菜カリー」との組み合わせ。昼は、スープか刻みレタスのせご飯の選択ができる。トッピングに「ニンニク酢醤油漬け玉子」(百円)も是非。 ライオンシェア ルー・ド・メール 京橋「ドン・ピエール」の総料理長、鈴木正幸シェフが開いた洋食店。人気の「ドライカレー・オムレツのせ」(昼八百八十円、夜千五百八十円)は、ご飯の上に焦げ茶のドライカレーがかけられ、その上に紡錘形の美しいオムレツがのせられる。カレーはとろりとした水分の多い挽き肉カレーで、深い旨味の中に、辛味、酸味、ほの甘味がバランスよく溶け込んだ、優しい味わい。そこへ山椒がほんのりと香る。オムレツを突き崩して一緒に食べれば、玉子の優しい甘味が加わって、思わず笑顔呼ぶ。 ルー・ド・メール デリー 創業半世紀になる老舗格のインド料理店。ピラフタイプのドライカレーは「ドライカレー」九百円と、「ストロングドライカレー」千円の二種類。注文すると野菜やスパイス、トマトジュースなどを凝縮させたペーストとご飯を炒める。パラリというよりもっちりと炒められたドライカレーは、油のコク、野菜類の甘味、スパイス香が先立ち、後から逞しい辛さが攻めて来る。食べるにしたがってじんわり汗が滲み出る。具は海老、マッシュルーム、ベーコン、人参。「ストロング」は、辛味とヒグというスパイスが加わってより辛く香り高い。「トマトスープ」五百円との相性がいいので、少しかけながら食べてもおいしい。 デリー アジアン・ソウル 閑静な住宅街でカフェ風のカジュアルな佇まいを見せる店。カウンターだけの店を店主一人で切り盛りする。「ドライカリー」は八百五十円。陶磁器皿の上に丸く盛ったご飯を覆うように、カリーを丸くのせ、中央にゆで玉子の輪切りを飾る。焦げ茶のしっとりとしたカリーは、旨味、酸味、辛味、玉ネギの甘味のバランスよく、さらに細かく挽かれた肉の旨味もよく引き出て、硬めに炊かれたご飯との相性がとてもいい。どちらかといえば、穏やかな口当たりだが、食べ進むうちにじわじわと辛さが募っていく。 アジアン・ソウル 青山からす亭 昭和六年中島一三氏がお座敷洋食として赤坂山王下に「洋食からす亭」を開業。現在は孫の古屋隆司氏が、ここ「青山からす亭」でその味を引き継ぐ。「ドライカレー」(昼千五百円、夜千六百円)はピラフタイプ。鶏肉を炒め、玉ネギ、ベーコン、マッシュルームを加え、白ワインを振り入れ、カレー粉を投入。最後にご飯を入れ、見事な返しで、何回も鍋をあおる。粉チーズと少量のバターを落とし、少量のブイヨンを鍋肌から入れて、完成。マッシュルームや玉ネギの甘味、ブイヨンの滋味、油のコク、そしてカレー粉の香りが、空気を含んでパラパラに炒められた米一粒一粒に絡み、染み込んで、なんともうまし。カレーピラフながら、カレー香を突出させず、穏やかな一体感を出し、ピラフとしての旨さを出した、古き良き洋食屋の仕事が生きたドライカレーだ。 青山からす亭 じゃがいも お母さんたちで営むカレー屋さん。アットホームな店内とおふくろの味を想起させる味わいで人気。「ドライカレー」はサラダ付きで六百三十円。ご飯の上に玉ネギと豚挽き肉を具とした茶色いカレーがかかる。カレーの上はグリンピース、黄身、大根千切り。とろりとご飯にしなだれかかるカレーは、カレー粉の香りが前面に出た、懐かしい味わい。そこへ黄身の甘味が加わって、ほのぼのとした気分を呼ぶ。 じゃがいも
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