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レストラン大宮 素材の味を生かす 塩加減の精妙が光る
「ポークジンジャー」二千円。粉をまぶしたロース肉を、スキレットにてこまめに返し、鍋を揺すったり、肉下に油を入れるように持ち上げたり、フライパンの縁に肉の縁を当てたりと、細やかな動きで仕上げられる。なによりの魅力は、肉汁を逃すことなく焼き上げた仕事。ロゼ色の切り口を見せる豚肉を口に運べば、しっとりときめ細かい肉質から、驚くほどの豚の甘いジュースがこぼれ出す。食べた瞬間笑い出したくなるほど。また外側のカリッと焼けた脂身の香ばしいこと。豚肉が生き生きと躍動して、こちらの生命力に挑んでくるようなおいしさ。 レストラン大宮 新丸ビル店 福長 都立大学駅から徒歩七分、夫婦で営まれるとんかつ屋。フライパンにてこまめに動かし焼かれる、岩中豚の「特上ポークソテー」千八百九十円は、一説によれば、この店の常連客の一人であるタモリ氏考案とか。ソテーした厚さ約一センチの肉は、二口大に細長く切り分けられ、上にバターが載せられる。そのまま食べてもよし、バターを塗って食べてもよし、添えられたにんにく醤油をかける、浸けるなどしてもよし。表面はカリッと香ばしく焼かれ、噛みこめば、しっかりと残された肉汁が流れ出す。豚肉の旨みがにんにく醤油に馴染み、ご飯を呼ぶ。付け合わせは、マッシュポテト、人参グラッセ、ブロッコリー、キャベツの千切り。いずれも上等。豚汁、ご飯セットは五百二十円。具沢山の豚汁が旨い。 福長 フリッツ
ソテーではなく、「ポークステーキ」(特撰豚千八百八十円、鹿児島黒豚二千八百九十円)。その名の通り、まさにステーキ。鉄板皿の上で、ジュージューと音を立て、湯気をのぼらせて登場する肉は、厚さ約七センチという分厚さ。堂々たる姿は、一瞬言葉を失うほど圧巻である。鉄板の熱で火が通り過ぎぬよう、下にはモヤシと玉葱、インゲンの炒めが敷かれている。ナイフで切れば、断面はうっすらロゼ色。噛む喜びを生む肉は、きめ細やかで肉汁が溢れる。ことに黒豚の圧倒感は、豚肉の醍醐味を伝える。ソースは、ペッパーソースとサワーソースの二種類が添えられる。またキャベツの千切りが別皿で供される。 フリッツ 洋食MIYASHITA
「ポークソテー」は、スープ(新生姜のスープなど)、前菜サラダ(菜の花とトマトのサラダなど)、パンかライス、飲み物が付いたコース仕立てで二千五百円。厚さ約一・五センチほどの周囲をカリッと香ばしく焼き上げられたポークソテーを、切って口に運べば、しっとりとした食感で豚の甘味がじんわりにじみ出る。ソースは、デミグラスと和風ソースの二種から選べ、コク深いデミグラスもいいが、生姜の香りがふわりと立つ和風ソースの、上品の中に濃さを秘めた味も豚を生かしている。付け合わせは、一個を丸ごと茹でた小ジャガイモのサワークリームソースがけと、茹でブロッコリー。 洋食MIYASHITA すぎ田
とんかつ屋の名店。「ロースソテー」二千百円、「ヒレソテー」二千四百円。ソテーし、オーブンで焼かれ、火が通されるソテーは、ウィスキー、塩、醤油でフランべして、仕上げられる。二口大に切られた肉は、表面が膨れて肉汁を保っている様子がわかり食欲そそる。切られた後ソースに絡めるようにして炒められた肉が艶々とし、食べるとウィスキーの香りがふんわりと鼻に抜け、なんとも色っぽい。肉の繊維がきめ細やかで、そこに歯が入って繊維を断ち切る食感が、肉を食べているぞという思いを強くさせる。セットにしたい場合は、ご飯(お新香付)三百円、味噌汁二百円、いずれもおいしい。 すぎ田 洋食キラク
当店の名物「ビーフカツ」千八百円と人気を二分する、「ポークソテー」は千七百五十円(いずれもライス付)。注文をすると、「にんにく入れますか?」と聞かれるので、嫌いでなければ望むこと。 洋食キラク 平太
いかにも下町の洋食屋さんという気さくな雰囲気。ご主人が一人で切り盛りする。ハンバーグ、ビフテキなどが人気だが、もう一つの名物が「厚切りポークソテー」千五百円。 平太 洋食入舟
通りにひっそりと佇む洋食屋さん。華やかなりしかつての大森の、古き良き時代を思わせる佇まいで、その証左に店の奥にはお座敷がある。 洋食入舟 |
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