味の見聞録

カテゴリ:うなぎ
鰻屋
うなぎ
やしま
タレ、ご飯、肝吸い、鰻まで
丁寧な仕事が光る「うな重」

 小粋な佇まいを見せる「やしま」は、浅草の老舗鰻屋「初小川」出身のご主人が営む。テーブル席と小上がりが配された店内は清潔感に富み、ゆるりと鰻を楽しむことができる。

 「うな重」は、「上」二千九百円、「特上」三千五百円。「蒲焼」と「白焼き」は、「上」二千七百円、「特上」が肝吸いと新香付きで三千三百円。いずれも値段の違いは鰻の大きさの違いである。

 予約すれば時間に合わせて焼いてくれるが、もずくや板わさ、焼き鳥など、軽い肴(三百八十円?)でじっくり待つのもよい。

 この日は、うな重の「上」を注文。ふっくらとした身の厚い鰻で、焦げ一つない飴色の焼き色で登場する。脂の甘みがしっかりありながらくどくない、鰻のおいしさがある。やや甘めのタレの香りもいい。

 ご飯はほどよい硬さで、肝吸いは熱々で出され、肝はムースのようにやわらかく、おいしい。

 すべてにおいて、とても丁寧で律儀な仕事を感じさせる、鰻屋である。

東京都台東区小島2-18-19 八島ビル1階
電話=03(3851)2108
営業時間=11時半?13時15分(L.O.)、17時?19時15分(L.O.)
定休日=日曜日・祝日(土曜日不定休)
鰻屋
うなぎ
うな藤
稀少な幻のブランド鰻
「大井川共水うなぎ」使用

 青梅街道に面した小体な鰻屋さん。南アルプスの伏流水を使って養殖された、全国でも珍しい「大井川共水うなぎ」を使う。

 「うな重」は、「竹」二千五百九十二円から「藤」四千八百六十円まで四種類。「うなぎの出来上がりが四十分かかります」と、品書きの横に書かれているように、注文から捌き、焼き、蒸し、蒲焼にするので、急ぎの向きは予約の際にお願いするといいだろう。

 ただし、肴が充実しているので、じっくりと飲んでから鰻を食べるのも一興である。ある日の「お造り盛り合わせ」千二百九十六円は、平目、スミイカ、青柳で、いずれも質が高い。珍しいところでは「鰻肝天」三百二十四円はいかがか。サクッと揚げられた衣と、鰻肝のふんわりとした食感の対比が面白い。「やきとり」四百三十二円も、身が大きく肉汁のうま味に溢れている(※)。

 中がふんわりと焼かれた「白焼き」は、味にコクがあって、酒が進む。「うな重」は焦げ目なく、濃い飴色に焼かれている。脂の甘み、食感とも申し分なし。タレの甘さと辛さのバランスもいい。

 ご飯は硬め、肝吸いは熱々で出される。新香は、キャベツの浅漬けと、大根と茄子の糠漬け。いずれもおいしい。

※ 上記の一品料理のうち、夏期は取り扱いを休止しているものもあります。

東京都杉並区今川4-8-7 グリーンパレス1階
電話=03(3397)9174
営業時間=11時?13時(L.O.)、17時?20時(L.O.)
定休日=水曜日(7・8・12月を除く第3木曜日は連休)
鰻屋
うなぎ
稲毛屋
鰻と鶏料理と厳選した地酒
選べる多彩なメニュー

 昭和二年創業。昼は鰻屋、夜は、鰻と鶏料理、地酒を揃えた気さくな居酒屋として、人気を呼んでいる。

 鰻は、蒸す江戸前と、蒸さない関西風から選べるのが面白い。

 蒲焼は、飴色濃くしっかりと焼き上げられた鰻と、やや甘めのタレとが非常に相性がいい。関西風はカリッと焼かれ、香りがいい。

 「鰻重」は、「梅」千九百円(吸物・新香付き)、「松」二千八百円、「特」三千七百円(「松」「特」は、肝吸い・新香付き)の三種類。「鰻ひつまぶし」も江戸前と関西風が選べ、三千二百円(肝吸い付き)。

 その他、鰻重にこんにゃく田楽や茶碗蒸しなどが付いた「鰻御膳」二千三百円?、蒲焼と炒り玉子をのせた「鰻そぼろ重」二千四百円、浅葱と海苔をたっぷりとかけた「和風うな丼」や、塩焼きにした鰻をのせた「鰻塩丼」や「白焼き丼」(丼はいずれも二千円~)など、食事メニューが多く、選べるのがうれしい。

 また、早い時間に売り切れるが、鰻の肝、ヒレ、レバー、小骨といった、串焼きもおいしい(いずれも一本三百二十円)。

 日本酒だけでなく焼酎の揃えも豊富なので、鶏串や鰻串で一杯やってから鰻重などの食事を楽しむのもいいだろう。

東京都文京区千駄木3-49-4
電話=03(3822)3495
営業時間=11時半?13時半(L.O.)、17時?20時45分(L.O.)
定休日=水曜日
鰻屋
うなぎ
うなぎ はいばら
ボリューム満点
お値打ちの「うな重」

 築地場外の人気店。安価で鰻が食べられるとあって、連日盛況、近隣のサラリーマンや観光客で昼時には列もできる。活鰻の小売と卸を手がける「榛原鰻販売株式会社」の直営店である。

 四十年以上の経験を積んだ職人が串打ちした鰻を白焼きにし、注文が入ってから蒸し上げ、タレをつけて本焼きする。

 「うな重」は、「梅」二千百円(吸物・新香付き)、「竹」二千六百円、「松」三千二百円(「竹」「松」は、肝吸い・新香・肝焼き付き)の三種類。お米は山形の「つや姫」を使用。

 なかでも、二匹分の鰻と肝焼きがのった「松」はボリューム満点、お値打ちで一番人気。ビールや、山形の「上喜元」や「秀鳳」の冷酒を頼み、肝焼きで一杯やってから鰻を食べるもよし。肝を串から抜き、山椒を多めにかけて、ご飯と混ぜて食べるも一興。さまざまな楽しみ方ができる。

 なお、築地本願寺近くに持ち帰り専用の1号店があり、こちらも人気。出前もあり(前日昼までの要予約。配達エリア限定)。

うなぎ はいばら築地1号店(販売店) 
東京都中央区築地4-8-2
電話=03(3541)9713
営業時間=6時半~14時
定休日=築地場外市場休市

うなぎ はいばら築地2号店(食事処) 
東京都中央区築地4-13-16 
電話=03(3546)6669
営業時間=10時半~14時(L.O.)
定休日=日曜日・祝日
うなぎ特集(2)
うなぎ
のだや
ご飯、たれ共に申し分ない
職人の矜持を感じる「うな重」

川魚を主とする日本料理に携わる調理師が在籍する、明治元年から続く団体「野田屋東庖会」の直営店として今年二月にオープン。特に鰻蒲焼きの技に秀で、数多くの名店に職人を派遣している。

同会が経営する店だけあって、蒲焼きの焼き姿がとにかく美しい。一面艶やかな飴色で、焦げが一点も見当たらない。が、皮側にも香ばしい焼き色がしっかりとついている。これは「万遍返し」によって、炭火の加減を団扇で調節しながら、動かし、返して万遍なく火が通るよう焼いた証である。

箸を入れれば皮まですうっと切れ、ふわりと軟らかいが、身側に紙一枚程の焼き固めた面があり、そのコントラストに唸るは必至。ご飯、たれ共に申し分ない、職人の矜持を感じる「うな重」である。うな重は、ほおづき(並):三千円、あさがお(上):三千八百円、うぐいす(特上):四千五百円。

一方、関西風地焼きで、蒸さずに焼いた「ひつまぶし」は、バリッと焼かれた身が香ばしい。たれと塩から選べるが、おすすめは塩。「ひつまぶし」は、ことぶき:二千八百円、うらうめ:四千八百円。うな重、ひつまぶし共に価格は鰻の大きさの違い。

「うざく」や「う巻き」などの定番に加え、「鰻のハーブ揚げ」や「鰻とクリームチーズの酒盗和え」など、一品料理も楽しい。またランチ時には、お得な「うな丼」千四百円(限定十食)や、「サービスうな重」二千三百円もある。

東京都台東区下谷2-3-1
電話=03(3874)1855
営業時間=11時半〜15時(14時半L.O.)
     17時半〜22時半(21時半L.O.)
定休日=月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
うなぎ特集(2)
うなぎ
青葉
丁寧な仕事が光る上質の肴と
爆ぜるような弾力の鰻

神戸元町で名を馳せた鰻屋さんの暖簾わけ。同店の魅力は、上質で丁寧な仕事が光る肴が多く用意されていること。味にうるさい神戸の旦那衆を贔屓にしてきただけあって、どの肴も質が高い。鰻を楽しむ前に、居酒屋のような使い方ができるのが楽しい。

「キス昆布締め」八百円は、昆布の締め具合が良く、この肴の淡い甘みを引き立てる。「ハモ梅肉」千二百円は、梅だれの塩梅が良く、「車エビの酢の物」千円は、エビの優しい甘みが生きた火の通し。テリーヌのように固められた「野菜にこごり」八百円は、彩り豊かで穏やかな味わい。「小蛸」や「鯛の子」の煮物(各八百円)は、関西らしい薄口のキレの良い味が染みている。

好きな料理を三品選んで二千円というのもあるので、そちらで酒を飲んでから鰻といくのも良い。

「鰻丼」は、半匹:千七百円と、一匹:三千三百円の二種類。「うな重」は三千八百円。ほろ酔い加減で食べる鰻は、身が厚く、爆ぜるような弾力を持って、幸せを運ぶ。

東京都中央区新富町1-5-5
電話=03(5541)3633
営業時間=11時〜20時半(土 11時〜19時)
      ※売切れ次第終了
定休日=日曜日・祝日
うなぎ特集(2)
うなぎ
川勢
多彩な串焼きと酒を楽しみ、お値打ちなうな丼で締める

中野「川二郎」で修業したご主人が、二十七年前に開店。修業先同様、鰻のさまざまな部位を串焼きにして楽しませてくれる。

初めて行かれる方は、まずは「キャベツ」百五十円を頼み、「一通り」とお願いするのが良い。「一通り」は、肝焼き、えり焼き、ひれ焼き、串焼き(各一本百九十円)、八幡巻き、短冊(各二本二百九十円)の六種。

肝焼きは、心臓、肝臓、腸、胃袋、浮き袋、腎臓、胆のうの焼き物。胆のうの苦みと、腸や浮き袋の歯応えが楽しい。

えり焼きは、首周りの部分。ヌルッとした食感と、プリッとした歯応えの両者が楽しめる。山椒が合う。

ひれ焼きは、背と腹のひれ周りの肉。ニラと一緒に巻いてあり、カリッとした表面と、ふわりとした中身が良い。肉のほろ苦さとニラの相性が見事。

串巻きは、鰻の腹部分を細長く切って、串に刺したもの。グリッと音が立つような凛々しい歯応えが楽しめる。

八幡巻きは、腹部分を細長く切って牛蒡に巻きつけた串で、牛蒡の香りとたれの香りが相まって、野性味がある。牛蒡の歯応えと鰻の軟らかさの対比も面白い。

短冊は、蒲焼きのミニサイズの形。これもまたしっかりとした歯応えが楽しめる。

その他、希少なレバーは、肝臓だけを焼いた串で、甘みが繊細で上品。バラは、腹骨周りの肉で、シコッとした確かな歯応えがあり、噛む喜びがある。これらの鰻串を食べて、飲みながら、葱、しし唐など野菜の串を合間に挟むのも一興。とろりとしてほのかに甘い「肝刺し」六百五十円もぜひ。

締めにはお値打ちの、「まぶし丼」千二百円や「上うな丼」千七百円を。ランチ時から飲む、長年の川勢ファンは多い。

東京都杉並区上荻1-6-11
電話=03(3392)1177
営業時間=12時〜14時、17時〜22時
      ※売切れ次第終了
定休日=日曜日
うなぎ特集(2)
うなぎ
うなぎ魚政
国産鰻、ブランド鰻「坂東太郎」、
稀少な天然鰻。三種の味が揃う

商店街にある二階建て一軒家。使う鰻は、国産鰻(うな重:三千三百円〜)、ブランド鰻の坂東太郎、天然鰻の三種。「特注活鰻」といって、注文してから割き、串打ち、白焼き、蒸し、焼くので四十分程待つ。その間、鰻の肝わさと骨せんべいが出されるので、豊富に揃う銘酒を傾けながら待ちたい。

坂東太郎のうな重(四千五百円〜)は、一面飴色に輝き、力を入れずとも皮まで切れる軟らかさで、非常に香ばしい。ふっくらとした厚い身は、ほの甘く、脂が乗っているがキレが良く、品のある味わい。

一方、天然鰻(春〜秋の季節のみ:時価)は、さらに脂のキレが良く品が漂う中、甲殻類のような食欲を刺激する香りを放つ。高価だが、希少な天然鰻を、高い頻度でいただける店としては都内唯一であろう。

東京都葛飾区四つ木1-31-10
電話=03(3695)5222
営業時間=11時半〜14時(13時L.O.)
     17時〜21時(20時L.O.)
      ※売切れ次第終了
定休日=火曜日・第1水曜日
    (7・8月の第1水曜は営業/定休日が祝日の場合は翌日休み)
※11月初旬頃、東四つ木4-14-4に移転予定
うなぎ特集(1)
うなぎ
石ばし
軟らかく、優しい甘みが滲み出る
艶やかな「うな重」

明治四十三年創業、戦後現在の地に移る。堂々たる煉瓦塀の一軒家で風情がある。テーブル席と座敷席があり、どちらでもゆったりと食事を取ることができる。

うな重は、目方違いで、「並」三千円(テーブル席のみ)、「上」三千五百円、「特上」四千五百円の三種類。並でも十二分に鰻の醍醐味を味わえるが、ぜひ「上」を。注文が入ってから蒸し、焼くので四十分は待つが、やはり鰻屋はその覚悟で出かけたい。

朱塗に金菊があしらわれた艶やかなお重の蓋を取ると、ふっくらとして輝いた鰻が現れる。うっすらとついた焦げ色が食欲をそそり、箸を入れれば軟らかく、噛むと優しい甘みが滲み出る。タレは甘口ながら切れがよく、鰻と穏やかになじんでいる。ご飯は硬めで、タレとの相性も素晴らしい。

肝吸いは淡く、うな重の味を邪魔せず、飲み進むうちにうま味が増していく。新香は奈良漬け、キャベツ、沢庵、胡瓜で、味を一旦リフレッシュする奈良漬けの役割が大きい。また、器に入れられた山椒は非常に香りが高く、これ一つとってもこの店の志の高さがうかがえる。

夜は、ざる豆腐 、突出し 、鰻茶碗蒸し 、御刺身 、鰻一品 、うな重(香物・肝吸い付き)、デザートのコースが一万千円から(白焼きプラスで一万三千円)あるので、座敷で楽しむのもいいだろう。

東京都文京区水道2-4-29
電話=03(3813)8038
営業時間=【平日】11時半〜13時半(L.O.)、18時〜19時半(L.O.)
     【土】11時半〜14時(L.O.)、17時半〜20時(L.O.)
※要予約
定休日=日曜日・月曜日・祝日・土用の丑の日
うなぎ特集(1)
うなぎ
安斎
鰻、タレ、ご飯、三者の幸福を
噛みしめる「うな丼」

一時閉店していて、多くのファンを心配させたが、二〇一一年に再開した。一階がテーブル席、二階に三卓の座敷席がある。風情ある二階でぜひ。

鰻は注文をしてから出来上がるまで三十分ほど待たされるが、それもまた鰻屋の楽しみ。運よく「きも焼き」五百円か「ひれ巻き」四百円があれば、それをつまみに酒を飲みながら待つのもいい(予約をすれば時間に合わせて焼いてくれる)。

こちらは「うな丼」一筋。三千円一種のみ。季節の素材が入った吸い物と香物付き。

丼の蓋を開ければ、焦げなく、飴色に輝いた鰻が現れて、息を飲む。箸を入れれば、力を入れることなくすっと皮まで切れる軟らかさである。

ふわりと舌に乗って甘い脂とタレが絡み合って溶けていく。しかし、ただ軟らかいだけではない。身にきめ細やかさがあって、噛みしめる旨さもあり、噛んでいくと繊細な甘さも滲み出る。

甘辛いタレは切れよくべたつかない。ご飯も硬めで上等。鰻、タレ、ご飯、三者の幸福を噛みしめる。

「白焼き」三千円は、鰻の香りに満ち、醤油をつけることによって、鰻の甘みが膨らむ面白さを味わえる。

東京都杉並区荻窪4-12-16
電話=03(3392)7234
営業時間=11時半〜14時(13時半L.O.)
     17時半〜20時(19時半L.O.)
定休日=不定休
うなぎ特集(1)
うなぎ
小満津
万遍返しで焼き上げられた
美しく、存在感ある「うな重」

かねてより名店と知られるが、さらに円熟味を増した「うな重」が素晴らしい(予約をすれば時間に合わせて焼いてくれる)。

まずは、「やきとり」一本五百円を一度食べてみてほしい。肉汁に富みながら、しっかりと焼かれた鶏肉は、質もさることながら、この店のご主人が焼く技に秀でていることを感じさせる逸品である。

もう一品、うな重の前にぜひおすすめしたいのが、「白焼き」四千三百円。ふっくらと香ばしく焼き上げられ、わさびが盛られている。箸ですっと切れる軟らかさだが、鰻本来の野味と香りがあって、甘く溶けゆく脂と相まって陶然となる気分を呼ぶ。

そして、うな重は「竹」四千円、「梅」五千円(一匹半)で、肝吸い付き。何回も串を返して焼き上げる「万遍返し」で焼かれた鰻は、焦げが一点もなき美しいお姿。

食べればふわりと舌に着地する軟らかさながら、しっかりとした存在感があり、本来の甘みが滲み出る。が、鰻が突出することなく、鰻、タレ、ご飯が三位一体となって共鳴する味わいは、「小満津」ならではの仕事である。ゆえに食事後の充足感が深い。

上質な新香は、胡瓜、瓜、人参、蒟蒻。肝吸いも淡く、うな重をそっと持ち上げる。

お通し盛り合わせ、玉子料理、やきとり、白焼き半分、うざく(酢の物)、うな重「竹」(又は蒲焼き)、デザートの九千五百円のコースもある。そのほか、珍しい「うなぎ天ぷら」三千五百円もおすすめ。

東京都杉並区和田3-62-3
電話=03(3315)1575
営業時間=11時半〜14時(L.O.)、17時〜20時(L.O.)
定休日=月曜日
うなぎ特集(1)
うなぎ
うなぎ はいばら
築地場外の人気店
肝焼き付き「うな重」

活鰻の小売と卸を手がける、榛原鰻販売の直営店。鰻の高騰が続き、各鰻屋さんも値上げせざるを得ない状態が続く中、築地場外で比較的手頃に鰻が食べられるとあって、近隣で働く人や観光客で連日盛況、昼時には列もできるほどである。常に満席で、次々と焼き上げているため、待ち時間が短いのがうれしい。

人気の「うな重」は、「梅」二千円(吸物・新香付き)、「竹」二千五百円、「松」三千円(「竹」「松」は、肝吸い・新香・肝焼き付き)の三種類。

なかでも、肝焼きが付いた「竹」と「松」がおすすめ。ビールを頼み、肝焼きで一杯やってからうなぎを食べるもよし。肝を串から抜き、山椒を多めにかけて、ご飯と混ぜて食べるも一興。さまざまな楽しみ方ができる。

なお、築地本願寺近くに持ち帰り専用の1号店がある。

東京都中央区築地4-13-16
電話=03(3546)6669
営業時間=10時半〜14時(L.O.)
定休日=日曜日・祝日
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