味の見聞録

月間アーカイブ:2011年12月
東京ディズニーシー
イタリア料理
リストランテ・ディ・カナレット
絶好のロケーション
運河沿いに建つイタリアンレストラン

メディテレーニアンハーバー内、ゴンドラが行きかう運河沿いに建つイタリアン。レンガ造りの中世の建物で、梁と腕木による高い天井に支えられた、広々としたダイニングエリアは実に居心地がよい。また晴れた日には、運河に面した屋外のダイニングスペースもいい。店内には、このリストランテの名前でもある画家、カナレットのヴェネツィア風景画が飾られている。

おすすめは、店内中央に位置する、日本最大級の窯で作られるピッツァ。「ピッツァ・シーフード」千八百円は、パリパリの薄い生地で焼き上げられたピッツァ。海老、タコ、小柱、カニがたっぷりと散りばめられ、トマトソースとバジルソースで風味づけられている。魚介の質も上等。一方、「ピッツァ・マルゲリータ」千八百円は、ナポリ風のもっちりとした生地で焼き上げられ、こちらは生地のおいしさが堪能できる。

パスタでは、「生タリアテッレ、パンチェッタとポルチーニのクリームソース」千六百円がいい。茸の香りいっぱいのクリームソースが、生麺のうまみと絡み合い、素直なおいしさが込み上げる。そのほか、茸の凝縮した滋味に唸る「四種のキノコのスープ」六百円や、「本日の魚料理」(この日は、塩梅が精妙で、魚の甘みが伝わる「黒鯛のグリル」)千八百九十円もおすすめ。

十周年の「スペシャルランチコース」(※)二千五百円は、カリフラワーのムースの優しい甘みと海老やホタテが出合う前菜、混ぜると色が魔法のように変わる、スモークサーモンのスパゲッティ。「10」の文字とパークの火山をデザインしたレモンのズコットなど、胸躍らせる楽しいメニュー。

ワインも三千円からと、お値打ちな揃え。人気店なのでご予約を。

東京ディズニーシー内
東京ディズニーシー
日本料理
レストラン櫻
和食をベースとした料理の数々
厳選した日本酒とワインが自慢

アメリカンウォーターフロントにある、キッコーマン提供の和食店。”チャーリー田中という日系二世がフィッシュマーケット跡に開いた店“で、高い天井に渡る鉄骨梁や各種看板、漁師が使う道具や氷の入ったバケツなど、趣向ふんだんで飽くことがない。メインダイニング奥、行き交う船を眺められるテーブル席も魅力的。

まずは、「チャーリー特製味噌クラムチャウダー」五百八十円はいかが。アサリのうまみとベーコンの香りが出た上質なチャウダーに味噌をほんのり効かせて、郷愁をあおる。この日の、本日の魚料理「メダイの唐揚げおろしソース」千八百八十円は、カラリと揚がった魚に、濃すぎないソースがかかって、ご飯が進む。付け合わせの野菜類もおいしい。ご飯、小鉢、赤出汁、香の物付き。そのほか、「鶏の照り焼き、彩り野菜添え」千七百八十円、「豚ヒレ肉のカツレツ」二千円、「海鮮ちらし寿司」千八百八十円、「ステーキ重」二千二百円など。アルコールあり。こちらも人気店。

東京ディズニーシー内
東京ディズニーシー
その他レストラン
マゼランズ
大航海時代の装飾品に囲まれて楽しむ世界の料理

エクスプローラーズ・ランディングにそびえる荘厳なフォートレス(要塞)にある、エレガントでシックなレストラン。大きな塔の中、扉を抜けた中二階がラウンジで、装飾の付いた螺旋階段でメインダイニングに降りる。ダイニング中央に置かれたゆっくりと回転する巨大地球儀、天井に描かれた星座、数々の探検で集められたという装飾品は必見。また、本棚の奥に隠されたワインセラーダイニングルームも、しっとりとディナーをいただける上質な空間を醸している。

昼はアラカルトもあるが、夜は四千五百円、五千五百円、七千五百円の三コースのみ(※十周年のコースは七千八百円)。プリフィックススタイルでオードヴル、サラダまたはスープ、アントレ、デザートからそれぞれ一品ずつ選択する。アントレでは、火加減が見事な「鴨胸肉のロースト、オレンジソース」、肉汁に溢れ各部位の滋味の違いを堪能できる「牛フィレ肉のポワレともも肉のロースト、グリーンペッパーソース」(※十周年のコース)が素晴らしい。

ワインも豊富でソムリエのサービスも的確。こちらも人気店ゆえ、ご予約を。

東京ディズニーシー内
東京ディズニーシー
ラウンジ
テディ・ルーズヴェルト・ラウンジ
大統領の名が付けられたアメリカンラウンジ

S.S.コロンビア号二階、Cデッキにあるラウンジ。内装は、多種多様な木材が配された、二十世紀初頭の高級感伴うジェントルマン様式。四頭の木彫り熊が立つカウンターから暖炉前のソファまで、ゆるりと時間を過ごすことができる。

素晴らしいのはサンドウィッチ。「海老フライのデニッシュサンドウィッチ、フライドポテト添え」千二百円は、軽く重層になった香ばしいパンとサクリと揚げられた甘い海老との食感が痛快。「ローストビーフのグラハムサンドウィッチ、フライドポテト添え」千二百六十円は、素朴なグラハムの味わいとたっぷりと挟まれたローストビーフの肉汁、甘いソース、レタス、トマトなどが渾然一体となった、サンドウィッチの醍醐味あり。

東京ディズニーシー内
東京ディズニーシー
スイーツ、軽食
ブリーズウェイ・バイツ
小腹を楽しく満たしてくれる
おやつタイムにぴったり

園内にはレストランのほか、様々な趣向を凝らした軽食を提供するフードワゴンがあるのも魅力。人気は、ミステリアスアイランドの「リフレッシュメント・ステーション」で販売している、生地の中に湯葉で包んだギョウザの具が入った「ギョウザドッグ」四百二十円。

おすすめは、ディズニーシー・エレクトリックレールウェイのポートディスカバリーステーション向かいにあるワゴン「ブリーズウェイ・バイツ」。ふっくら厚く焼き上がった熱々の重層パイとミートソースが織りなすバランスに思わず笑みがこぼれる「ミートパイ」三百円。長方形にサクッと焼き上がった、メイプルやアプリコットの香りが交じり合う、「アプリコットメイプルシロップパイ」三百円が小腹を楽しく満たしてくれる。

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