味の見聞録

月間アーカイブ:2013年04月
天丼特集
天丼
新宿つな八 つのはず庵

一九二四年創業「新宿つな八」の天ぷら専門店「つのはず庵」。創業八十八周年謝恩特別献立として、年内、「江戸盛り天丼」、「かき揚げ天丼」(小エビ、甲イカ、三ツ葉のかき揚げ)、「活穴子天丼」(活穴子二尾、黄身揚げ)、「食べ頃野菜天丼」(旬野菜のかき揚げ)が、いずれも赤出汁、香の物、珈琲付で千五百七十五円でいただける。和室、テーブル席、カウンター席と、好みの席で質の高いサービスのもと食事が楽しめる。

よもぎ豆腐の突出しの後に出される「江戸盛り天丼」は、エビ二本、活穴子、海苔、紫蘇、小エビかき揚げ、黄身揚げといった布陣。衣の香りがよく、やや甘めの丼つゆが、ご飯の甘みと合う。黄身揚げを途中で割って穴子につけても一興。

東京都新宿区新宿三の二十八の四
電話=03(3358)2788
営業時間=[月〜金]11時〜15時、17時〜21時(L.O.)
     [土・日・祝]11時〜21時(L.O.)
定休日=年中無休(年末年始除く)
天丼特集
天丼
天すけ

行列のできる高円寺の天ぷら屋「天すけ」。店内はカウンター席のみ。

人気は、お昼の「天丼玉子」千二百円。甘辛い天つゆに潜らせた、エビ、イカ、キス、ピーマン、茄子、エビのかき揚げに、玉子の天ぷら。玉子は、黄身の甘みと油のコクが相まって、ご飯を勢いよく掻き込ませる。また、もう少し天ぷらが食べたい時は、途中でメゴチ(三百五十円)を追加注文して丼に載せてもらう、といった楽しみ方もできる。

東京都杉並区高円寺北三の二十二の七 プラザ高円寺一階
電話=03(3223)8505
営業時間=[火〜金]12時〜14時、18時〜22時
     [土・日・祝]11時半〜15時、18時〜22時
定休日=月曜日
天丼特集
天丼
神田まつや

ご存じ、明治十七年創業の老舗そば屋「神田まつや」。

おすすめは、「かき揚げ天丼」九百五十円。ご飯の上に、小振りなエビを二匹連ねたつまみ揚げ、イカのかき揚げが載る。火の通しが見事で、素材の味が確かにする。甘めのつゆが衣に染みた、正統庶民味。

「そのほか、重で出される車エビ二本の「天丼」千九百円、車エビ三本の「上天丼」二千四百円もある。

東京都千代田区神田須田町一の十三
電話=03(3251)1556
営業時間=[月〜金]11時〜19時50分(L.O.)
     [土・祝]11時〜18時50分(L.O.)
定休日=日曜日
天丼特集
天丼
天仙

江戸川橋公園の近くで二十数年天ぷら屋を営む「天仙」。店内は、カウンター席、テーブル席と、小上がり席がある。

「特製天丼」千六百円は、こっくりと濃い江戸下町風丼つゆにまみれた天ぷらが、ご飯を呼ぶ。エビ二本、獅子唐二本、穴子一尾、キス一匹、椎茸エビ詰め、小エビのかき揚げに、柚子片が載る。大根菜と胡瓜の新香、シジミ赤出汁もおいしい。

そのほかにお昼は、「かき揚げ天丼」千百円もある。ご主人の気さくな応対も、下町風で心温まる。

東京都文京区関口一の二十三の六 プラザ江戸川橋地下一階
電話=03(5261)2751
営業時間=11時45分〜13時半、18時〜21時
定休日=日曜日・祝日の月曜日
特集名
天丼
天真

平河町「天真」。カウンター七席、テーブル席のほか、珍しいお座敷天ぷらの個室がある。

ある日の「野菜天丼」千二百円は、オクラ、アスパラガス、厚切り蓮根、さつま芋、ブロッコリー、水茄子、茗荷、カボチャ、椎茸といった布陣で、力のある野菜の味が、ご飯を掻き込ませる。ご飯、丼つゆ、新香、味噌汁も申し分なし。

そのほかにお昼は、「特製天丼」三千五百円、「活エビ野菜天丼」二千二百円、「穴子天丼」千八百円がある。「特製天丼」は、質の高いエビが二本、優しい甘みのキス、味の濃い穴子一尾、紫蘇のエビ挟み揚げ、椎茸、アスパラガス、水茄子にブロッコリー。

東京都千代田区平河町二の三の十 ライオンズマンション平河町一階
電話=03(3222)1588
営業時間=[月〜金]11時半〜13時半(L.O.)、17時〜20時半(L.O.)
     [土]17時〜20時半(L.O.)
定休日=日曜日・祝日
天丼特集
天丼
天ぷら逢坂

確かな技で揚げる人気の天ぷら屋、新橋「天ぷら逢坂」。

朱塗りの丼に入れられる「天丼」千四百円の布陣は、甘みのあるエビ二本、味の濃い穴子半尾、キス、獅子唐、さつま芋、小エビとインゲン、百合根のかき揚げ。甘すぎない丼つゆは凛々しく、香りがいい。タネ、油、ご飯、天つゆ、全てがバランスよく申し分なし。千円台で食べられる都内の天丼の中でも、群を抜いた素晴らしさ。

そのほかにお昼は、「特製天丼」二千六百円、「穴子丼」千七百円がある。

東京都港区西新橋二の十三の十六 多田ビル一階
電話=03(3504)1555
営業時間=[月〜金]11時15分〜14時、17時半〜23時
     [土]17時〜23時
定休日=日曜日・祝日・第3土曜日
天丼特集
天丼
天ぷら銀座天亭

「天ぷら銀座天亭」の「天丼」二千六百二十五円(お昼のみ)は、春風だ。そよそよと温かく、爽やかな気分が吹き抜ける。

エビ、穴子、アスパラガス、キス、かき揚げ、いずれも風味が高く香り、且つ軽やか。この値段ではかなりお値打ちと感じるほど、素材の質が極めて高く、ご飯も上等で、濃い出汁による甘辛い丼つゆもおいしい。温度を保つよう工夫された特注の器が、優れた天丼の味わいを盛り立てる。新香、味噌汁ともに一点の曇りなき素晴らしさ。

そのほか、「かき揚げ丼」二千百円、「野菜天丼」二千百円もある。

東京都中央区銀座八の六の三 新橋会館地下一階
電話=03(3571)8524
営業時間=11時半〜16時、17時〜21時半
定休日=日曜日(日曜日は8名以上の貸切のみ営業)
天丼特集
天丼
深町

京橋の路地に佇む、カウンター主体の天ぷら屋「深町」。

お昼限定「かき揚げ天丼」二千五百円が素晴らしい。小エビ、舞茸、帆立、空豆、百合根、蟹、蕗の薹といったタネを刻んで、かき揚げに仕上げている。口の中でさまざまな食感が弾け、それぞれの香りや甘さ、ほろ苦さが立ち上がり、心躍るかき揚げ丼である。筍など、季節によって変わるタネも楽しい。

やや甘さが勝った丼つゆは、出汁の品の良さがあって、実にキレがあり、それを浸けるのではなく、上からかけてある。がっちりと揚げたかき揚げとのバランスもいい。

ご飯も上等、大根、胡瓜、白菜、人参の新香、味噌汁もおいしい。

東京都中央区京橋二の五の二 A・M京橋ビル一階
電話=03(5250)8777
営業時間=[火〜金]11時半〜13時半(L.O.)、17時〜20時半(L.O.)
     [土・日・祝]12時〜14時(L.O.)、17時〜20時半(L.O.)
定休日=月曜日・第1第3日曜日
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