味の見聞録

月間アーカイブ:2013年06月
炒飯特集(2)
炒飯
Turandot臥龍居
脇屋友詞による
洗練された料理の数々

全国から吟味した食材に敬意を払い、伝統を踏まえながら洗練された料理を創作する名手、脇屋友詞氏の旗艦店。メニューに載る炒飯は五種類。

「五目炒飯」千五百円は、叉焼、葱、玉子、蟹の具材それぞれのうま味が丸くまとまり、米本来の味が生きていて、一口食べた瞬間から穏やかな気分を運ぶ。

「銀もやしと黒酢の皇后炒飯」千六百円は、米粒大に切ったもやしをサッと湯通しし、玉子炒飯と炒め合わせたシンプルな一皿。火を通したもやし独特の青く甘い香りが立ち上り、食べればシャキッと甘く弾ける。酢や上湯のうま味が巧みに使われ、しみじみ美味しい。

「XO醤のチャイナオムライス」千八百円は、XO醤風味の玉子炒飯を、赤パプリカ入り薄焼き玉子で包み、XO醤のソースを添えた料理。玉子の甘み、ご飯の甘み、干し海老の香り、XO醤のうま味などが渾然一体となって舌に広がる、贅沢な味わい。

その他、醤油味の「海鮮炒飯」千八百円、「蟹炒飯」千五百円もいい。

グランドメニューには載っていない炒飯も逸品揃い(要確認)。甜麺醤の甘辛いコクと香りが米一粒一粒にこっくりと絡まった「味噌炒飯」千五百円、自家製芝麻醤を使い、細かく刻んだハスを入れ、最後に胡麻を混ぜた「胡麻の香りいっぱい炒飯」千五百円、細かく切った玉葱と酢漬け生姜が入り、赤酢がケチャップのような甘味と酸味を醸し出している、バラ色の美しい炒飯「淡路の玉葱と赤酢の炒飯」千五百円など。

東京都港区赤坂6-16-10 Y's CROSS ROAD1・2階
電話=03(3568)7190
営業時間=【月〜金】8時〜22時(L.O.)
     【土・日・祝】9時〜22時(L.O.)
定休日=年中無休
※サービス料10%別途
炒飯特集(2)
炒飯
LUCIS GARDEN
絶好の眺望とともに楽しむ
厳選素材を盛り込んだ炒飯

眼下に広がる不忍池・上野公園、その向こうにスカイツリーを望む絶好のロケーションを持ち、外光が気持ち良い店内。

炒飯メニューは四種類。中でも面白いのは、「海鮮入り海老味噌炒飯」千五百七十五円。なにより立ち上る香りが素晴らしい。口に運ぶと、蝦醤の発酵したものだけが持つクセのある香りが漂って食欲を刺激し続け、虜となる。香りは強いが塩気は優しく、味付けた椎茸の優しさがいい味わいを出している。海鮮は、イカ、海老、蟹がごろりと豊富に入れられて、互いの食感が楽しい。

その他、ふわりと香る醤油の香りに心が和む「五目炒飯」千三百六十五円。噛みしめると甘味が滲む叉焼、海老、蟹、葱、椎茸入り。「蟹炒飯」千五百七十五円は、ほぐした蟹身と炒めた炒飯の上に、更に蟹の身が載る。レタスのシャキシャキとした食感の中、蟹の甘い風味が口いっぱいに広がる。

東京都台東区池之端1-4-33 東天紅上野店7階
電話=03(3828)5111
営業時間=11時半〜21時(L.O.)
定休日=年末年始
※サービス料10%別途
炒飯特集(2)
炒飯
南青山Essence
国際薬膳調理師・薮崎友宏氏による
「身体と心を癒す料理」

自然界の変化に応じて生きることが養生に繋がるという薬膳の「天人合一」思想に基づき、“身体と心を癒す料理”を提供する薮崎友宏氏のチャイニーズレストラン。

いくつかある炒飯の中でのお薦めは、「広東風ローストダックと中国たまり醤油の黒炒飯」千二百六十円。自家製の味わい深いローストダックを使った黒い炒飯。見た目は味が濃そうな黒さだが、醤油と米、玉子の味が一つにまとまったまろやかな味。最初に水分を飛ばすことで、醤油を入れてもべとつかず、パラリと炒められている。その中で噛みしめるローストダックの美味しいこと。クセになる一皿である。

その他、トマト、パプリカ、ズッキーニ、レタスと叉焼、海老、干し貝柱、玉子などが入った八目ならぬ「野菜たっぷりの五目玉子炒飯」千二百六十円、ハムユイ(塩漬け発酵魚)の香りが効いた「ハムユイと鶏肉とレタスの炒飯」千三百七十円もお薦め。

東京都港区南青山3-8-2 サンブリッジ青山1階
電話=03(6805)3905
営業時間=【月〜金】11時半〜16時(L.O.)
          18時〜23時(L.O.)
   【土・日・祝】11時〜21時半(L.O.)
定休日=不定休
※夜はチャージ料一人500円別途
炒飯特集(2)
炒飯
聘珍樓
食べ進むごとにうま味が積もる
十二種類の多彩な味わい

山王パークタワー二十七階。眼下に広がる光景を眺めながら、優雅に食事を楽しめる。メニューに載る炒飯は十二種類。

叉焼と芝海老が入った「廣州炒飯」千五百七十円は、なにより叉焼が美味しく、その甘い香りと滋味が炒飯の味を決めている。

「和牛の香り焼炒飯」二千八百三十円は、シンプルな炒飯の上に上質な牛ミニッツステーキを載せた一皿。牛肉に味付けた甘辛いソースがご飯にも染みて旨く、軟らかな牛肉の香りと渾然一体となって食欲を煽る。

「揚げ貝柱と金華ハムの炒飯」二千六百二十円は、卵白で炒めた炒飯に、揚げた帆立貝柱、干し貝柱、金華ハム、アスパラガスを合わせたもの。サクサクと香ばしい揚げ干し貝柱と濃密な金華ハムの重層的なうま味が食べ進むごとに積もり、コクと甘みが凝縮された揚げ帆立が印象を深めている。

「特上海鮮入り炒飯」三千四十円は、カシューナッツ、玉子、干し貝柱入りの炒飯に、揚げたイカ、海老、帆立、蟹を豪華に載せた料理。見事に火が通された海鮮類の甘みを噛みしめれば、贅沢なひと時を味わえる。

「鮑魚鶏粒炒飯」三千四百六十円は、鮑と鶏の角切りを入れて炒めた炒飯に、干し鮑の戻し汁を混ぜ込んだ一皿。鮑の様々なうま味が重なり、どんどんのめり込んでいくような奥深い滋味がある。要望により、陶板に載せて提供してくれる「鮑汁鶏粒撈飯」もあり、立ち上る香りに陶然となるは必至。

その他、干し貝柱、鶏肉、海老の餡をかけた「福建炒飯」二千二百円や、「ウニと蟹肉入り炒飯」三千七百八十円もお薦め。

東京都千代田区永田町2-11-1 山王パークタワー27階
電話=03(3593)7322
営業時間=【平日】11時半〜14時半、17時半〜22時
     【土】12時〜15時、17時〜22時
定休日=日曜日・祝日
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