味の見聞録

月間アーカイブ:2014年11月
ステーキ
ステーキ
ルビージャックス ステーキハウス&バー
洗練された空間と上質の料理
正統派ステーキハウス

 四月に、赤坂アークヒルズサウスタワーにオープンした、アメリカンスタイルのステーキ店。シックな雰囲気のダイニングや馬蹄型のバー、屋外テラス席など、洒落たデザイン空間は、東京のダイニングシーンの中でも最もイケている店。お客の多くが外国人という雰囲気も、それを後押ししている。

 おすすめは、「アメリカ産プライムUSDAビーフ・リブアイ(四百グラム)」八千五百円。溶岩石を使ったチャーグリルで、表面はガリッと、中はロゼ色でジューシーに焼き上げる。(USDA=米国農務省認定)

 そのほか、「四十五日熟成A3等級和牛・リブアイ(四百グラム)」一万二千五百円、「豪州産百六十日穀物飼育のブラックアンガスビーフ・Tボーン(八百グラム)」一万二千五百円などもあるので、大勢で出かけ、食べ比べてみるのも面白いだろう。

 全てのビーフで百グラム毎の増量を注文することができる。

 ランチも人気で、屋内・テラス席ともに連日満席。前菜から一品、メインまたはサンドイッチから一品を選び、食後のドリンクが付くセットが二千百四十五円から。メインはビーフのほか、ラムチョップやチキン、ポーク、日替り鮮魚の鉄板焼き、パスタなど。サンドイッチは、クラブケーキトルティーヤラップ、BBQバーガー、リブアイステーキチャバタサンドイッチなどから選べる。

 接待や外国人ビジネスマンとの商談、あるいは大切な人とのデートに最適である。

東京都港区六本木1-4-5 アークヒルズサウスタワー2階 
電話=03(5544)8222
営業時間=[ランチ]11時〜14時半L.O.(土は15時L.O.)
[ディナー]18時〜22時(L.O.)
[バー]11時〜翌2時(日・祝は11時〜24時)
年中無休
※ サービス料10%別途
ステーキ
ステーキ
ウルフギャング・ステーキハウス 六本木
ヒレとサーロインを一度に楽しめる
「プライムステーキ」

 二〇〇四年にマンハッタンで創業後、瞬く間に人気店となり、現在米国で七店舗展開している「ウルフギャング・ステーキハウス」が、米国外初出店となる六本木店を二月にオープン。

 店に入ると、女性スタッフが応対するレセプション、外国人のバーテンダーがいるバーカウンター(ここでの食事も可能)があり、奥に広々とした客席が広がるアメリカンスタイルのダイニング。昼は入って右手のガラス張りから心地よい陽光が差し込み、照明が落とされた夜は成熟した大人の社交場としての空気が漂う。

 一番のおすすめは「プライムステーキ」。骨の両端にヒレとサーロインが同居したTボーンステーキである。熟成牛のうま味を閉じ込める、ニューヨーク流の「ブラック&ブルー」という揚げ焼きのような焼き方で焼かれ、表面は焦げたブラック、中はレアのブルーで、皿の上で音を立てながら運ばれる。二名用一万五千円から。サシの入らぬ肉なので相当量あるが二名で軽く食べられよう。

 「フライドポテト」千二百円や「フライドオニオンリング」千二百円など、アメリカっぽいサイドディッシュを頼み、分厚い「シズリングベーコン」七百円と「シーザーサラダ」千六百円を合わせても面白い。

 ランチでは、プライムビーフ百パーセントの「クラシックバーガー」二千六百円が良い。

 十二月、丸の内明治生命館内に国内二号店がオープン予定。

東京都港区六本木5-16-50 六本木デュープレックスエムズ1階 
電話=03(5572)6341
営業時間=11時半〜22時半L.O.
年中無休 
※税・サービス料10%別途
ステーキ
ステーキ
BLTステーキ東京
溢れ出る肉汁、それでいて
どこかエレガントな極上ステーキ

 米国の有名ステーキ店が九月に日本初出店。天井高六メートルの開放感溢れるダイニングやテラス席、個室、喫煙可能な二階席などに分かれている。

 ステーキは、USDAのプライムグレード、または、米国アンガス協会の認定を受けた最高品質の黒毛牛を使用。二十八日間自然熟成させた肉も用意されている。

 少し多めに塩と胡椒をした肉を、「サウスベンド」のブロイラーにて最高温度九百二十五度の上火で焼き上げ、最後にハーブバターで仕上げる。ガリッと焼き上がった表面が実に香ばしく、それがプライムビーフの味を一層持ち上げる。内部は一面ロゼ色で、噛めば噛むほど肉汁が溢れ出て、「肉を食らっている」という高揚感が湧き上がる。それでいながらどこかエレガントな仕上がりは、他のアメリカのステーキ店にはない、BLTならではのものである。

 二人以上で出かけるなら「ポーターハウス」一万二千円(「二十八日熟成ドライエイジングポーターハウス」は一万四千円)をぜひ。フィレとサーロインが骨の両側に付いた部位で、フィレの優しいうま味と、サーロインの逞しき滋味を存分に味わえる。

 手軽にという向きは、「ハンガーステーキ」三千八百円はいかがだろう。助骨部分のハラミと隣接したサガリといわれる部分で、赤身が多く、肉らしい香りがある。

 ソースは、渋みと甘みのある濃厚な「レッドワインソース」、フランス料理伝統の温製マヨネーズ「ベアルネーズソース」、ブランデーとグリーンペッパーの香りの「ペッパーコーンソース」、西洋わさびの香りと辛みが利いた「ホースラディッシュソース」、ディジョン・レッドワイン・エストラゴンの三種の「スリーマスタードソース」、さらに「ブルーチーズソース」、「ステーキソース」、「BBQソース」、「チミチュリソース」と、九種類の多彩なオリジナルソースが用意されている。

 席に座るとまず、シュー皮に似た生地にグリュイエールチーズをかけて焼き上げる、表面はカリッ、中はふわりとした「ポップオーバー」が運ばれるのも同店の特徴。デザートには、食感が良い「クレープスフレ パッションフルーツソース」千百円をぜひ。

東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデン5階 
電話=03(3589)4129
営業時間=17時〜22時半L.O.
年中無休 
※ サービス料10%別途
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