• 2014年8月
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    理想の居酒屋

    理想の居酒屋

    路地にひっそり提燈灯す、仕舞屋(しもたや)風。

    入れば裸電球のやわらかい光が、室内を照らしている。

    酒と客の愛着が染みたカウンターにひじをつく。

    酒は、恵比寿の小瓶に菊正一本。

    常温か燗かを選ぶだけ。

    肴はお決まり五点盛り。

    ある日のそれは、

     江戸風のこっくりと甘い玉子焼き

     うるめいわしが二匹

     海苔の佃煮

     アナゴの山椒風味の煮物

     ひらめの昆布〆に雲丹、煎り酒添え

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    ある日のそれは

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     蟹と菊菜、えのきの酢の物

     鯛のおぼろと山椒の実

     玉子焼き

     海苔の佃煮

     海老の海胆焼き

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    おろしと細かく刻んだ生姜、葱を載せたまぐろのづけ。

    いずれも丁寧な仕事がなされた、小気味のいい味わいで、

    胸がすっきりとし、酒がすすむことこの上なし。

    他に肴はなしの潔さ。

    この五品でいくら呑もうも、銘銘の裁量。

    こんな居酒屋があったらなあぁと、

    大塚「なべ家」と神楽坂「山さき」の突き出しで飲むたびに、願うこと。

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